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LBIでは、毎週水曜日の午後3時から環境教育を実施しています。2020年は、新進気鋭のコミュニティスクール教師ナスリ先生が担当しています。環境劣化が著しいスラムコミュニティ二において、生物多様性の保全や回復が、生態系システムの働きにどう影響し、人々の暮らしにどうつながっていくのか、国連の生物多様性の10年、愛知目標を軸にしながら身近な話題をテーマにして、子どもたちに学んでもらっています。併せて、学校では固有種のウサギの飼育も行っています。ナイロビ川河川敷の緑化活動と併せて、ウサギとスティングレスビーズをコロゴッチョの生物多様性の象徴として育んでいくことも狙いです。最近の研究調査でも、コミュニティにおけるウサギの飼育は、土壌への堆肥効果もあり植生の発達を促すことで気候変動の緩和対策にもつながっていくとのこと。また、とても繊細な生き物でもあるウサギの飼育を通じて、生き物と環境の大切さも学んでくれればと願っています。
3月のウサギに関する環境授業の様子はこちら ⇒ https://youtu.be/mPpTaf2b-Zo