持続可能な開発目標1「貧困をなくそう」は、依然としてスラムではジェンダーの不平等と共に大きな課題です。

ミレニアム開発目標の時代に、1990年代と比して貧困の解決に向けた取り組みは大きな成果をあげていますが、それでもなお、スラムコミュニティでは、”貧困”は大きな課題として残されています。
現実において、家庭内でのジェンダーの不平等性の中で、貧困のインパクトが、とりわけ少女たちや女性に深刻なインパクトをもたらしていることは言うまでもありません。少女たちや女性は、貧困に対し最も脆弱な存在であることはもちろん、ジェンダーの不平等性が、特に教育や収入といった面で彼女たちに自主性を持つことやリソースへのアクセスの妨げになっているのです。厳しい時代において、貧困とジェンダーの不平等性が一緒になって彼女たちの可能性を弱め、教育からの離脱、未払い労働への従事を余儀なくさせ、そして適切なヘルスケアがないまま、生きて行かざるを得ない状況にあります。
LBIは、コロゴッチョスラムの女子学生や女性たちと共に、貧困とジェンダーの不平等を終わらせるための活動を行っています。