スアラムに生きるある少女の記録(LBIインターン・ジェーンの物語)

LBIのインターンとして活動を支えてくれているJaneの約3年前にとられたドキュメンタリーフィルムです。
インタビューに答えながら、過酷な状況を振り返り泣き出す彼女。
父親は5歳の時に亡くなり、母親はエイズのため仕事ができず、一日最大でも200シリング(約2ドル)の収入で母娘3人で暮らさなくてはならない毎日。

「1日の終わりに変化が起こることを期待しながら眠りについても、また次の日も同じことの繰り返し。そんな毎日のどこに希望を見いだせるのですか。」

泣きながらそう訴えかける彼女の言葉は、見る人の心をうちます。
セカンダリースクール進学のための試験に優等で合格しながらも学費を賄うことのできない彼女を救ったのは、スラムで女子学生の支援を行っているMiss Kochプロジェクトでした。
その後、彼女は、順調に高校を卒業(大学資格試験を彼女の高校でトップの成績で通過)しましたが、Miss Kochのプロジェクトが大学を対象にしていないのと資金難のために支援が停止。Miss Kochプロジェクトのファンドレイジングイベントに招待されていたLBIの代表と出会ったところから、LBIインターンとしてのプログラムが始まっています。
いつも、真摯でまじめな彼女の素顔が前面にでているこのドキュメンタリー。
LBIの活動地である、コロゴッチョスラムの様子もふんだんに盛り込まれています。
ぜひ、ご覧ください!!