コロゴッチョスラム・ドキュメンタリープロジェクト戦略会議

19 日の夜は、JICA地球ひろばの会議室で、コロゴッチョのドキュメンタリービデオ制作のための戦略会議です。学生の方たちからは、もう面白いアイデアが 次々とでて、柔軟さと着眼点の新しさは、学生ならではのものと感心しきりでした。特に、ミスKochによるKRG48のアイデアには、皆大うけ。ここで出 たアイデアがどれだけ形になるか、これからが勝負です。参加者の皆さま、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。

1.ビデオ内容について
・ストーリー性の中核を決め(例:KochFM)そこから、成り立ち、事件性、話題性を掘り下げる。個人の密着型のスタイル(DJやコロゴッチョで一生の時間を費やしたお年寄り)も可。
・ストーリーボード等、アウトラインレベルでも何らかのスクリプト(脚本)は必要。
・コントラストをつけ、ネガティブな事実とポジティブさを対比させ際立たせる。
・Audienceには、潜在関心層も想定し、どうすれば聴衆を引き付けられるか戦略性を持たせる。
・“ケニアンドリーム”“KochFMでのミスコン”は大きなキーワード。そこから、話題やファクト、設立の経緯・動機を掘り下げ、ストーリー性を持たせる。KRG48 というコンセプトもあり。

2.クラウドファンディングの方法論
・ケニアでの市場開拓を狙う新規参入企業に、人材のマッチング(求人)、市場調査のリサーチのコンテンツ(アンケート調査等)を提供する。(法人向けのサービス)
・現地でのツアー参加の機会を提供する。
・ミスKochからのメッセージ、インタビューの機会を提供。
・コロゴッチョの住民と、英語・スワヒリ語の特別レッスンor 友人としてのコンタクト提供
・次回ドキュメンタリー制作のコンテンツの決定権(参加権)をプレゼント
・被災地商店街からの割引券の提供
・拡散力をもたせるだけのパワーコンテンツが必要
・CMを入れる(法人向けサービス)

3.活用方法
・被災地出身の被災地支援を行っていた人間が団体にいるという背景がわからないと、スラムのドキュメント制作と被災地とのつながりの文脈が弱い。
・アフリカンフェスタ(5月)に向けては、突貫工事過ぎて納期に間に合わないのでは。